彼とは何もかもが違うと
思ってきました。
自分には無いと思っているものを、
全て持っていました。
そして彼の生きてきた人生は、
自分には無縁だとしてきた
世界の人でした。
いや、最も嫌っていたものでした。
それでも根底は同じなのです。
一見真逆でも
傷も求めてきたものも同じでした。
気付かなきゃいけないのは、
何か起こっても、
目の前のパートナーに、
自分を投影しているということ。
過去の癒されていない自分が
パートナーを通して、
そこにいるだけなのです。
自分自身の中で癒されていると、
見え方も感じ方も変わります。
相手は変えられませんが、
相手も変わってしまいます。
それぞれの無意識の自分を
相手に見ているのだから、
理解出来ないし、
違うのは当たり前です。
相手に問題はないのです。
例えば意見が真逆だったとしても、
どちらもある。どちらもOK。
伝えたい根っこは、
どちらも同じなのです。
例えば奥底は寂しい二人が
いたとします。
2人とも同じだとします。
奥底の寂しさを感じることで、
一人はしばらく離れようとします。
もう一人は
それでも一緒にいたいと
泣きます。
ただ分かって欲しいだけなのに、
お互いに伝わらない。
どちらも分かってほしいのは同じ。
そんなとき、
とっても距離を感じますね。
全く話が通じなくても、
真逆でも、
根底は同じなのです。
ふたつが混ざり
ひとつの真実の答えになります。
どんなに違ったように見えても、
同じだった。。。
そんなふうに変わっていきます。
あんなに距離があって、
理解が出来なかったはずが、
なぞなぞが解けたように、
なーんだ。笑
そんな感覚になります。
そして交差するように、
違うタイミングで、
お互いに同じ体験をします。
そして、パートナーの言っていた事は、
この事だったんだ。。
そうやって知る体験をします。
そして自分自身の内側になります。
その時にその分、
そのパートナーが入ってきます。
ふたりとも正解。
それでよかったのです。
全てはひとつを思い出すため。
パートナーはもう一人の自分自身。
はじめからひとつだったのです。
観音 ひかり
