離れたのは離れていないを
知るためでした。
会えない日々は
意識はいつもひとつなのを
知るためでした。
肉体はここになくても
自分である彼を感じるとき、
いつも彼はここにいるのです。
だからといって、
意識だけの繋がりでいい。
肉体は離れていていい。
と言いたいのではないのです。
現実の状況が真実ではない。
真実はそこではない。
そこに気づくことが大切なのです。
どうしても思考で捉えてしまうので、
見えない、離れていると、
形あるものがリアルになります。
そうするとまた間違って
分離をインプットしてしまいます。
ひとつになろうとします。
現実の状況は
分離だとインプットした
ただの結果。
本当は形あるものが影のように薄く
形ないものがリアルという真実。
もうひとりの自分自身という彼と出合い
身体の内側の振動が起こってから
消えそうな炎を守るかのように
ハートの心地よい振動を
指針にしてきました。
その時は何も知らなかったけれど
こっちが真実なのだと感じ
見失わないようにしてきました。
自分自身の内側こそ
肉体を超えた宇宙。
頭でもなく心でもなく
内側の奥底で感じていること。
幻想になりそうな
その繊細な感覚こそ
真実なのです。
観音 ひかり