彼と出逢うまでは
３６５日のうち
６５日が
楽しいと思える日でした
いや、６５日よりも
少なかったでしょう
両親はとても
可愛がってくれましたが
家の外ではずっと過酷でした
大げさでもなく
生きる楽しみも希望もなく
いつも未来に怯えていました
かと言って
死んだら地獄に堕ちる魂だと
本気で信じていたので
何千年も苦しむと思っていました
なので
死ぬことも出来ない
生き地獄のようでした
いつもいつも
不安、恐怖でした
それが彼と出逢い
これまでの自分から離れ
なんだか幸せだなと
思える日が増えました
その後また彼と再会して
いきなり
至福になってしまいました
そして
彼がパートナーだと気づいた時の
その至福さは
言葉になりませんでした
楽しいとか幸せとかを
遥かに通り越し
これまでの苦しい時間の全てが
至福となって
私に降り注がれました
もちろん
現実が追い付かずに
戸惑いや寂しさも
ありましたが
過去が全て幸せへと
変わってしまいました
彼がもう一人の自分
パートナーだと知り
もう思い残すことはない
死んでもいいとすら感じました
それはパートナーが
私にもいた
という喜びではなく
彼だったからです
まさか、、、と
信じられませんでした
出逢ったばかりで
何も知らないのに
全て知っている
ほくろも耳も髪も目も声も
彼の体温も
何もかもが
たまらなく愛おしいのです
これほどの想いが
どこから来るのか。。
深い深いものでした
源
彼と出逢った私は
源そのものなのだと感じました
彼の存在に涙しました
サイレントの頃に
彼に一緒に生きていきたいと
伝えたことがあります
彼からは
出来ないと返事がきました
その後は
もちろん色々と
エゴの感情にのまれそうに
なりましたが
私と一緒に生きていく道を
彼が選ばなくても
私の気持ちは
全く変わりませんでした
これほどまでに
愛せていることが幸せで
私には
何にも変えられないものであり
宝物なのです
やはり
そこに戻っていきました
そして
彼と再会して
それは
確信になりました
今でも
彼と出逢う前の
闇の日々を思い出す度に
どれほど幸せに変わったか
しみじみとなります
いつも彼の存在に
感謝になります
頑張ってきた自分にも
感謝になります
もちろん
彼といつも一緒にいたい
一緒に生きていきたい
それは今も同じ
素直な想いですが
どれほど幸せになり
自由になれたのかと思うと
涙が出てきます
恐怖、不安、葛藤
苦しみ、悲しみ、怒り
いつもその中で生きていました
そんな日々が
ガラリと変わりました
今はあっても一瞬
すぐ消えるようになりました
彼のおかげで
３６５日のほとんどが
幸せになってしまいました
思えば、サイレント中は
闇がさらに
炙り出されましたが
もう生きている意味がない
そう頭は考えていましたが
死にたいなんて
思わなかったのです
今は辛いし苦しいけど
どうにか生きていこう
そう感じていました
この愛のベースがあるので
今振り返ると
闇の時代とは全く違いました
暗闇の中を
何も持たずに進むのと
消えそうだけど
ろうそくの灯りが確かにある
そんな感じです
暗闇は自分をゆるすことを
教えてくれました
サイレントは
私は彼を愛していていい
それを教えてくれたのです
そして
エゴの乗っ取りから
自分の椅子を取り戻せたのです
自分だけの答えを
見つけられたのです
辛く苦しいのは
自分だけの答えに
たどり着くための時間です
だから大丈夫なのです
誰のものでもない
自分だけの答えは
宝物です
そしてそこから
ふたりの答えが合わさり
たったひとつの
真実となります
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