彼と再会して
離れたくない衝動にかられたその次の日のこと
夜一人でお花見に行きました
ちょうど桜が満開だったのです
家から1分の穴場の
小さな公園でした
こんな近くに
こんな素敵なところがあったなんて。。。
気づかなかった。。
そんなことを思いました
ベンチに寝そべって桜を見ていました
月の光も桜の間から
降り注いでいました
桜はただ咲いている
人が見ていようが
見てなかろうが
ただ咲いている
なんだか泣けてきました
そして
昨日の彼との時間が
とても愛おしく、切なく
そして恋しく感じました
そして
桜に泣けてきたこと
愛おしいことを
彼にメールしていました
彼からは
僕も桜を見上げていました
同じ時間帯だったのかもしれませんね
僕も○○さんが愛おしかったです
そう、返事がきました
それでもその時は
自分の想いが特別なものだとは
自覚がありませんでした
そして
その日からです
毎日涙が止まらないのです
私の感情を伴わない
私の意思とは関係ない
勝手に流れる涙でした
もう一人の私が泣いている
そんな感じです
すーーっと流れる涙
そんな涙が
3ヶ月も毎日続いたのです
魂の喜びの涙でした
今思えばそこから
ふたりが動きだしていくのでした
何も知らなかった私。
さすがに
何かが起こっている。。
そう感じ始めたのです
観音 ひかり